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作文が苦手な子供が得意になる方法・対策(小学生~中学生)文章の書き方

作文や感想文の宿題を早く終わらせる方法

作文を書く男の子イラスト(小学生)

小学校6年間、ずっと文章を書くのが苦手だった息子。

作文や感想文を書くのに、何時間もかかった挙句に泣き出してしまうこともしばしば。

作文の上手い子は、学級通信などに載せられることが多いですが、うちの子は、1年間、全く学級通信に載らず、シュンとしていることもありました。

担任の先生から、学級通信は、1年間でクラスの子全員載せられるようにしていますと聞いたこともあるのですが、その先生の時でさえ、載っていませんでした…。

 

なのに、中学生になってから、作文で私に泣き言を言うことがなくなって、学級通信にも載っているのを発見。

順番に載せているのかもしれませんが、1学期の早い時期に載せられていました。

 

びっくりして、

「どしたん?作文上手くなったん?」

と聞いてみると、

「F君から、作文は思ってないこと書けばいいんよ。って教えてもらった。」

とのこと!

 

作文は思っていることを書くのではなく、思ってないことを書けば良い!

え?思ってないことを書く…?

なるほど、息子はちょっと感受性に乏しいところがあって、私が

「作文や感想文は、思ったことを書けばいいんよ。」

と言っても、息子は

「なんも思わんのじゃけぇ、書けんよ。」

と言って、お手上げ状態だったのですよ。

それが、「思ってないことを書く」方が息子にとっては、すこぶる簡単ってことらしいのです…。

 

学校の先生には、思ってないことを書くなんて、堂々と言えないけど、大人だって、大して思ってもないのに、いろいろな文章をあいさつのように書くではないか…。

 

担任の先生に作文が苦手だけど、どうすればいいか相談した時も

「感じる力をつけることですね…。」

と言われ、結局どうすれば良いかわからなくて悩んでいた日々が、バカバカしくなってきました。

何でも正攻法でいけばいい、というわけではないのかもしれませんね(^^)。

 

2018.11.25 旧ホワイトミントより