シンガーソングライターの蓮沼ラビィさんのライブに、息子(5才)と一緒に行ってきました。
ラビィさんとは、アメーバのブログで知り合ったのですが、その後、名刺作成のご依頼をいただいたり、ブログにコメントしていただいたりしていました。
そんな文章のやり取りの中で、実際にお会いしたことはなかったのに、昔からの知り合いのような印象を受けて、どうしても会って音楽を聴きたいと思ったのです。
ライブの日は、8月6日、広島に原爆が投下された日。
場所は、広島の平和祈念公園。
私は、広島県出身で、広島に住んでいながらも、この8月6日という日に、平和祈念公園に訪れたのは初めてです。
そこには、灯ろうを流す人の長い列、たくさんの千羽鶴がありました。
原爆で亡くなったサダコの紙芝居も、ライブの前に見ました。
ライブでは、ラビィさんが、自分のために歌ってくださっているようで、ずっと、ドキドキ…。
生の音楽って、いいですね。
曲の途中で、ギターを叩きながら歌う場面があったのですが、
「あ~、これだけで音楽になるってすごいな!生きてるって素晴らしいな!」
と思いました。
ラビィさんは、地声で声を出す歌い方なのですが、「本音を」「本気で」「正々堂々と」歌われているような気がして、胸を打たれました。
子供は、ライブの間、おもちゃや砂で遊んでいたので、興味がなかったのかと思いきや、
「今日、何が楽しかった?」
と聞くと
「電車と音楽聴いたこと。」
と答えました。
私が
「え~!ライブの時、遊んでたじゃん!」
と言うと、
「遊びながらでも、ちゃんと耳は聴いとったんよ。」
と、強い口調で異議を唱えます。
音楽は見るものじゃなくて、聴くものだもんね。
でも、おもちゃ遊びのBGMに生音楽って、贅沢な5才ですね。
蓮沼ラビィさんのブログは、こちらです。
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2011.11.17 旧ホワイトミントより