私が幼稚園の頃から好きだった絵本「ぐりとぐら」。
その絵本の中に出てくるカステラをついに焼いてみた。
絵本に出てくるカステラは、ほんと~においしそうなのだ。
きっと私の子供も食べたいだろうと思って、一緒に作った。
子供はまだ3才なので、砂糖を入れてもらったり、まぜてもらったり、できることだけやってもらうようにした。
子供が焼きあがるのを待つときは、家族や来客に
「見て~!ぐりとぐらのカステラ~。」
と言って、待ち遠しくてたまらないようだった。
焼きあがったカステラは、とても美味しかった。
子供は、大人の2倍の量を食べて、ご機嫌だ。
子供に料理を手伝ってもらうときは、最初はいいのだが、だんだん、周りが汚れたり、子供がヤケドしそうでヒヤッとしたりする。
そんなこんなで、結局最後の方にはイライラしてしまうが、子供が喜んでくれたのでよしとしよう。
かれこれ、30年来の私の小さな夢「ぐりとぐらのカステラを食べること」が叶った。
子供を育てるということは、自分が子供の頃できなかった夢を叶えることでもあるのだな~と思う。
2009.04.08 旧ホワイトミントより