前の週から鼻水の出ていた息子、2才10ケ月。
寒い中、ふれあいランドまつりに行ってしまったせいか、次の日、風邪の症状がひどくなってしまいました。
保育所は数日休み、治りかけた頃にまた、保育所へ。
朝、私が「保育所に行くよ。」と言うと泣くので、「買い物に行く」「図書館に行く」とウソをついたり、保育所までの道のりを、違う方向から行ってみたりしています。
息子も保育所の近くになると、気づいて
「いくえん(保育園)いかん。」
と言うのですが、先生の所に連れていくと、息子も先生に気を遣うのか、何も言いません。
泣きはしませんが、息子の表情は暗いので、気になりながらもまた数日通わせました。
迎えに行くと、だいぶ先生と仲良くなってきたようで、息子の方から先生にバイバイの時に「タッチ」と言いながら、手にタッチしたり、話しかけたりしています。
しかし、完全に治っていなかった風邪がおなかにきたのか、下痢が1週間続きました。
保育所行きのストレスもあったかもしれません。
とうとう、ウンチが水のようになってしまい、病院へ。
食欲はあるので、大したことはなかったのですが、また保育所はお休みしました。
ここ最近、風邪もひいてなかったのに、保育所に行かせたとたん体調が悪くなってしまい、家でも機嫌が悪いことが増えました。
「三つ子のたましい百まで生きる」
といって、3才までの育て方が一生にかかわってくるそうですが、子供のわがままをきくのがいいのか、きかないで厳しく育てる方がいいのか迷います。
保育所の懇談会や家庭訪問での話では、
「できるだけ甘えさせてあげてください。」
とのこと。
甘えさせると自立できないのではないかと思うことがありますが、先生のお話では、逆だそうです。
「甘え」られる場所があるということは、「安心感」につながり、それが「意欲」になり、意欲が出ると「自立」できるそうです。
確かに、それを自分が育ってきた家庭にあてはめて考えるとわかります。
父母や祖父母に甘えて育ってきた私。
その私は、常に安心して生活していました。
安心して生活すると、いろいろとやりたいことが出てきて、やる気が出てきました。
やる気が出て実際にやってみると、父母の手を借りないでできることが増えました。
いつの間にか自立していました。
それが、逆だと、
「甘え」られる人がいない。
↓
常に不安。
↓
やりたいことが出てこない。やる気が出ない。(意欲がない)
↓
自立できない。
ということになります。
一応、理屈では「甘え」させた方が良いということがわかりました。
でも、どのように甘えさせるのがいいのかは、また難しいと思うのですが…。
息子は、おやつばかりほしがりますが、おやつを与えるのが甘えさせることにはならないと思うし、息子の遊びに1日中付き合うほど時間はないし。
ママ2年生、手探りで目の前の育児に試してみたいと思います。
2008.11.28 旧ホワイトミントより